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タイカクセンのいえ | 福田英宏さんの建築作品

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プロフィール 建築士福田 英宏さんの 建築作品

タイカクセンのいえ

建築士 福田 英宏
作品名 タイカクセンのいえ
間取り 吹き抜け
ジャンル 事務所・店舗・医院等を併設する住宅
建築の形態 新築
都道府県 北海道
構造 木造
竣工年 2007-09-27
敷地面積 150平米~199平米
延床面積 150平米~199平米
予算 2000万円台
構造設計 株式会社梅沢建築構造研究所
施工者 紀の國建設株式会社 住宅事業部
内容 "タイカクセンのいえ"は、函館の閑静な住宅街に二世帯住宅とアトリエを兼ねた住まいとして計画しました。

親と子が末永く暮らすことを何かのかたちで表したいと考え、長寿の願いをあらわす鶴のようなイメージをデザインの対象としました。

建物の配置は、北の公園側に2層分の大きさ、南側に1層分の大きさをわずかな隙間ができるように、ちょっと傾けてわざとそのように並べてみました。
そこに出来た隙間は、玄関から庭につながる散歩道となりました。

その散歩道は、室内だけど「おもて」を感じられる場所となるように、床は大地を連想させるように黒い色、内壁を外壁と連続した同じ素材、屋根と建具には透明な素材を設えることにしました。

散歩道のような廊下は、外出をあまりすることが出来ない父や兄の暮らしに、なにげなく外の雰囲気や暖かい空からの日光を感じてもらえる空間になりました。

外観の特徴のある屋根のデザインイメージは、正面の道路からは鳥が羽ばたくように見え、庭側からは翼を休めているように感じられるようにしました。

翼の動きを表現しようと試みようとしたからです。
内部空間も外観のデザインイメージをそのまま表す部屋の配置としています。

羽ばたくようなイメージの方には天井の高いダイニングやアトリエと仏間を配置し、翼を休めているようなイメージの方には居間と寝室を配置しています。

計画に当たっての両親からの要望は、子供の頃に暮らしていた和風の平屋と長い廊下のある間取りが懐かしくて、そのような暮らしをまたしてみたいということくらいでした。

希望に添うよう、親世帯のリビングダイニングは、二層分のボリューム側の一階に配置しているのですが、天井の梁を現しにして、まるで屋根の小屋組のように感じられるようにしました。

寝室と和室は、希望通り和風の平屋とし、その事を感じられるように天窓を設け、より空を近くに感じられるようにしています。

その事と「おもて」を感じられる長い廊下 ” 玄関から庭へつながる散歩道 ” を組み合わせた結果、細長いふたつの大小のボリュームがあるプランに辿りつくことになりました。

この大きいボリュームと小さいボリュームは、親鳥と小鳥もイメージしています。

構造設計は、超長期住宅/住宅シェルター論の構造家 梅沢良三先生に協力をしていただき、資源・環境・エネルギーの側面も考慮し、
この家も高耐久・高耐震性能を得ることができました。

外周部のみで成り立つ構造を提案していただき、部屋と部屋のつなぐ間仕切り壁はすべて自由に配置できるようになっています。

その壁は、すべて白い色で表現しています。二階の床も構造耐力上、有っても無くても構わないので同じく白い色。
外とつながる開口を切り取ったところも、白い色。
全ての窓や部屋は白いものや空間が繋いでいきます。素材そのもののところには過ぎた時や記憶を表現し、白く表現したところは未来を連想させるように。
僕は白い色を見ていると、いつも心の中を映しだされ新鮮な思いを呼び起こされる気がします。

この家は、一つの世代だけの使用ではなく、数世代がライフスタイルに合わせて間仕切りを自由に変えられることも視野に入れてデザインしました。

つまり、”タイカクセンのいえ”は、未来へとつながっていく未完の住宅と言えます。

そして、屋根の棟を対角線に結んだことで、内部空間は居場所を少し変えると様相が少しだけ変わることが感じられる空間となりました。
ロケーション 住宅地
外装 外壁 ガルバリウム鋼板 波板(大波)
屋根 ガルバリウム鋼板 波板(小波)
内装 OSB合板
シナ合板、長尺ビニールシート
主要メーカー バス パナソニック
トイレ toto
キッチン INAX
その他
メディア掲載 UTILIZATION - Creative Home Space Design
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